書家沙夜

時には昔にもどって

2015-08-08 09.53.14

 

今回の個展の一作品です。

珍しく漢詩を明清時代の書風で書いてみました。

高校大学時代はこんな感じのばかり。

あ、大学の後半からはもっと自由に書いてたかな。

いわゆる展覧会向けの書。

書展はつまらない、読めない、と言われるモトとなる書風。

(こんなに言い切ってしまっていいんだろうか。。。)

 

基本、私の個展は「読める書」をコンセプトとしていますが

ふと、「あれ?こいつ普通の古典のやつ書けないんじゃないの?」

と思われてたりして、とか思い

たまには毛色の違う作品もいいかもね〜と取り組んでみました。

 

いやー、久しぶりにものすごい集中力と体力を使いました。

昔はでっかいのにつらつらと書いてたかと思うと

若さって凄いな〜と思ったり。

 

でもたまにはいい勉強になりました。

なんだかんだで書き終えた時の達成感はありますからね。