時には昔にもどって
今回の個展の一作品です。
珍しく漢詩を明清時代の書風で書いてみました。
高校大学時代はこんな感じのばかり。
あ、大学の後半からはもっと自由に書いてたかな。
いわゆる展覧会向けの書。
書展はつまらない、読めない、と言われるモトとなる書風。
(こんなに言い切ってしまっていいんだろうか。。。)
基本、私の個展は「読める書」をコンセプトとしていますが
ふと、「あれ?こいつ普通の古典のやつ書けないんじゃないの?」
と思われてたりして、とか思い
たまには毛色の違う作品もいいかもね〜と取り組んでみました。
いやー、久しぶりにものすごい集中力と体力を使いました。
昔はでっかいのにつらつらと書いてたかと思うと
若さって凄いな〜と思ったり。
でもたまにはいい勉強になりました。
なんだかんだで書き終えた時の達成感はありますからね。